「マリー・アントワネット」2回目の観劇。



11/8(月)、新橋演舞場マリー・アントワネットを観劇。

17時開演の夜の部で、第二、三幕のマリー・テレーズ役は永田晃子ちゃんで、子役3人は7日と同じ。





日曜日は1階の花道そばの席を楽しんだが、今度は3階席から。

新橋演舞場の3階席は、歌舞伎座に較べると足もとに余裕がある分、座りやすくて助かる。



普段は3階ロビーに出ている売店がないのは、今月は、客層からして売れないとの判断だろうか? 売店といえば、1階の売店では、小川範子ちゃんの卓上カレンダーを売っていて、1300円なり。





この舞台では、「オテル・ドゥマン」という居酒屋に集まる人びとにマリー・アントワネットへの批判や揶揄を展開させながら、庶民の王室への不満から革命への流れをえがいて見せるのだが、その市民の側のえがかれ方がひどく俗っぽいために、(はっきりと)悲劇の王妃の敵役、になっている。

これは、脚本や演出のねらい通りなのだろうか。



ルイ十六世(羽場裕一)、王妃マリー・アントワネット(大地真央)が刑死したあと、ルイ十六世の妹エリザベート(小川範子)も処刑され、さらにその翌年にはアントワネットの息子ルイ・シャルルが死去。後年、フェルセン大佐(大浦龍宇一)は、民衆により虐殺される。



で、永田晃子ちゃん演じるところの、アントワネットの娘マリー・テレーズのその後は・・・公演プログラムの「マリー・アントワネット関連年表」を見ても、書いてない。どうなったのか、気になるところ(※追記、プログラムのなかでは、18〜19ページの藤本ひとみ氏の寄稿が、マリー・テレーズについて触れている)。