問題のない私たち



映画「問題のない私たち」 のDVDを購入。



税込み 4800円。

某店で1割引キャンペーン? をしていたので、少し安く買えた。



公開されたとき、見たいな、と思ったものの見そびれていた映画だ。(ここだけの話、写真集も持っていたりする)





いじめをえがいた映画だが、これ、すごいね。プールでのいじめのシーンとか、黒川芽以ちゃんが囲まれてやられちゃうところとか、とくに。



映画だから、きれいに撮ってはいるのだけれど、それでも(だからかえって?)生々しくて、どのシーンにも質感があり、見ていると気持ちがざわざわして、平静ではいられなくなって来る。



女の子たちの制服とか白いハイソックスとかの清涼感と、彼女たちの演じてるドロドロしたものとが、ちょうどコントラストになって効果を生んでいる部分もあるかも。



ブルマで体育(バスケット)しているシーンなんて、いかにも学校的な世界の象徴のようだし。

(黒川芽以ちゃんの体操着姿がかわいいのが、深刻な本編のなかでのちょっとした救い)



いじめの問題がひと段落したあとに、もうひとつ別のエピソードがあって、二段構えの構成になっている。





特典映像の「撮影日記 〜もうひとつの私たち〜」も興味深いつくりで、見ごたえがある。



これを見ていて、いじめというのは、限りなく「状況」なのだ、と思った。