スプリング、ハズ、カム THE STAGE (浅草九劇)


10月18日(水)に、

「スプリング、ハズ、カム THE STAGE」(脚本・演出:本田誠人)

を見に、浅草へ行った。

銀座線の浅草駅から、雷門の前を通り、浅草公会堂を経由して、雷5656会館へ向かうつもりで歩いて行き、花やしきを右手に見るあたりまで進むと、まもなく左側にファミリーマートがあるので、そこまで来ればもうすぐそこに劇場がある。

浅草九劇は、はじめて。劇場は、2階にあって、外階段から上がるかたち。

今回見た、ペテカンの公演では、座席は、A列からH列までの8列組まれていた。前から3列は段差なし。4列目から階段状に段差がついていた。

座った席はE列で、5列目。舞台との距離もほどよく、見やすくてよかった。チケットを買った時点では、まだ最前列も買えたのだけれど、小劇場で最前列はどうかと思って避けたのだったが、5列目にしておいて正解だった。この劇場で最前列は、きついと思った。

といっても、「ローファーズハイ!!」でも見に行っての最前列なら、ローファーやハイソックスがよく見えていいかも?!


映画「スプリング、ハズ、カム」の舞台化で、劇団ハーベストから広瀬咲楽ちゃんが出演するというから、てっきり、広瀬咲楽ちゃんが主役(主人公の娘・璃子)なのかと思ってチケットを買ったのに、後からそうじゃないと知って、え!ちがうの?みたいな・・・

主人公の娘・璃子は劇団(ペテカン)のひと(河野ひかり)が演って、璃子の母親役も演じていた。

広瀬さんは、璃子が東京で住むことになる部屋の隣人で、メジャーデビューを目指して路上ライブをしている女子大生の役(なんだか既視感をおぼえる役柄だけど)。

広瀬咲楽さんて、以前はなかなか顔と名前が一致しなかったのが、「想稿・銀河鉄道の夜」での演技を見てからというもの、秘かに注目している。うたとか作曲での活躍が目立つけれど、お芝居もすばらしく上手いよね。

声の出演の子役(福田夢姫)は、東京の公園で自転車に乗る練習をしている父娘の娘役で、録音の子役の声を相手に舞台の上手端で父親役の役者が演技する。

宮崎の子役を起用するから、璃子の子ども時代の声でも演るのかと思っていたが、そんなことはなかった。


お客さんの年齢層が高かったのは、ペテカンではいつものことなの?それとも、落語家を主演に迎えての上演で、そのファンのひとたちが一定数を占めていたから?

上演時間は、2時間。休憩なし。午後2時開演のステージで、4時を数分過ぎての終演だった。