ブランケット・キャッツ 補記(修正)、追記あり


金曜よるに放送中の、重松清の同名小説が原作のドラマ

ドラマ10「ブランケット・キャッツ」(NHK総合)

http://www.nhk.or.jp/drama10/blanketcats/

このドラマ、連続7回で、第2話までのサブタイトルを見ると、

第1話「身代わりのブランケット・キャット」
第2話「我が家の夢のブランケット・キャット」


原作の小説(朝日文庫刊)も全7話からなっていて、

各篇のタイトルは、

花粉症のブランケット・キャット
助手席に座るブランケット・キャット
尻尾のないブランケット・キャット
身代わりのブランケット・キャット
嫌われ者のブランケット・キャット
旅に出たブランケット・キャット
我が家の夢のブランケット・キャット


ドラマの第2話までのサブタイトルは、原作の小説のそれと同じになっているから、おそらく、後の放送回にも原作と同じサブタイトルが付けられているのでしょう。

[補記] ※ドラマの第3話は、「二人ぽっちのブランケット・キャット」となっていて、原作とちがうサブタイトルが付いていた。小説の「花粉症のブランケット・キャット」が第3話の原作である。

ドラマの第1話と、第2話の予告を見る限りでは、ドラマの内容は原作のエピソードを踏まえているので、文字通りの原作といっていい。

ただし、西島秀俊演じる主人公の設定は、原作とは異なり、また、主人公を取り巻く人物配置も、原作にはないものだ。

原作では、レンタルキャット店に猫を借りに来るひとたちのストーリーだが、ドラマでは、レンタルキャット店の設定は変えられている。さすがに、全国放送の地上波ドラマともなると、二泊三日で猫を貸し出す商売というのはいかがなものか?というような指摘が企画段階で出て来たりするのかな・・・


※以下、追記。

第4話のサブタイトルは「尻尾の曲がったブランケット・キャット」だったが、原作では「尻尾のないブランケット・キャット」である。