惑う (有楽町スバル座)


1月21日(土)に、有楽町スバル座

映画「惑う After the Rain」(林弘樹 監督、栗山宗大 脚本)

を見た。

この日は、テアトル新宿へ行きたかったのだけれど、そっちの舞台あいさつ付き上映を見ると、午後5時からの光が丘に間に合いそうもないのであきらめて、こっちに乗り換えた次第。

で、この「惑う」という映画、出演者の名前がメインキャストしか出ていなくて、その後、姉役の子役は酒井美夢ちゃんの出演情報がアミューズのプロフィールページに出ましたが、妹役の子(三本采香ちゃん)がだれなのか、なかなか分からなかった・・・

https://www.facebook.com/mishimabito/posts/714459048715589


この映画のパンフレットは、『「惑う」の間どり ていねいな暮らしの作りかた』というこれ(→http://madou.jp/news/#166)。値段は、1000円。ただし、このパンフレットには、メインキャストのクレジットしか載っていなくて、残念。

他に、映画館では、台本(シナリオ)が販売されていて(2000円)、その見本を見てみたら、これには冒頭に配役が載っていた。でも、先にパンフレットを買ってしまって、パンフレットには、シナリオ(決定稿)も収載されているので、台本を合わせて買うのは無駄遣いとしか思えないので、立ち読みしてやめておいた。

この映画は、昭和55年が「いま」で、そこからさかのぼって、ある「家族」の来し方(過去シーン)がえがかれるが、時系列に沿ってはいなくて、時間は行き来する。

石川いずみ(佐藤仁美)の子ども時代・少女いずみ(酒井美夢)、石川かえで(中西美帆)の子ども時代・少女かえで(三本采香)は、昭和35年のシーンに登場する。いずみ、かえでの姉妹は、幼い頃(昭和27年)に、石川誠志郎(小市慢太郎)の私塾の前に置き去りにされた捨て子で、誠志郎はお手伝いのイト(宮崎美子)と夫婦になって、ふたりを育てる。誠志郎自身も養子で、その少年時代もえがかれる。

映画の舞台になった三島というところは、伝統的に寺子屋や塾が盛んな土地柄で、義務教育が普及した後も、私塾が続いていたという。

映画のなかの舞踊シーンを指導したのは、花柳由美千乃という舞踊家のひとですが、検索すると、この方の教室は、さいたま市(浦和)の三室にあるようですね。