ミュージカル「バイオハザード〜ヴォイス・オブ・ガイア〜」(赤坂ACTシアター)
ミュージカル バイオハザード〜ヴォイス・オブ・ガイア〜
原作:CAPCOM ゲーム「BIOHAZARD」、作・演出:G2、作曲・音楽監督:和田俊輔、振付:前田清実、振付(ソロパート):YOSHIE、アクションコーディネーター:諸鍛治祐太
赤坂ACTシアターで、10月11日(火)昼の部を観劇。
過去ログのこの公演。
→http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20160815/p2
→http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20160916/p4
午後1時30分開演。
会場に掲出の上演時間は、「60分、休憩20分、85分」で、2時間45分。
所見のステージの終演は、午後4時23分ぐらいだった。
公演プログラムを、2000円も出して買ったのに、プログラムには子役(とアンサンブル)のプロフィールは載っていなくて、がっかり。
そのプログラムも、草ケ谷開(くさがやはるき)くんの名前が「草ヶ谷開」になっていたりして、正しいのかまちがっているのかなんだかよく分からない。でも、事務所のサイトの表記が「草ケ谷」なので、そっちが正しいのでしょうね。
http://tachibana-pro.co.jp/actor/shizuoka
過去には、静岡県民ミュージカルに出演歴があるようだ。→http://plaza.rakuten.co.jp/monozukikids/diary/?ctgy=24
(ダブルキャストの)與名本睦くんが中学1年生だから、同じぐらいの年齢なのかな。
で、草ケ谷開くんは、ルックスがかわいいし(舞台では帽子をかぶっている時間が長い)、目がぱっちり奇麗で、なにより、声がいい。ジルマ・チャベス役は、ドラマのポイントになる役どころでもあるので、見ごたえがあったし、とにかく、セリフがよい声。
このぐらい大っきい子役で、市民ミュージカルぐらいしか芸歴がなさそうな(?)男の子が、いきなり大きな舞台で好演するのを目の当たりに出来るというのも、観劇の醍醐味のひとつであるかも。
赤坂ACTシアターの1階客席の通路よりも前は、左右とも端のほうの座席を撤去して、脇舞台を設けてあった。音楽は、ステージの奥で生演奏。
私はゲームはほとんどしないので、原作のことは全く知らないのだけれど、この「ミュージカル バイオハザード〜ヴォイス・オブ・ガイア〜」はゲームのことは何も知らなくても、楽しめるつくり。
元宝塚スターのヒロイン(柚希礼音)の周りには、若手イケメン(渡辺大輔、平間壮一、海宝直人、KYOHEI)が配されているが、相手役としては、腕っ節の強い子持ちのおじさん(横田栄司)がなかなかよいポジション、という人物配置。
未知のウイルスが蔓延し、その感染によって次々にゾンビと化してしまう人間たち。そのゾンビたちとの戦いのなか、ウイルスを抑え込む切り札は見つかるのか? そこに、ゾンビに噛まれたジルマ・チャベスの発症までのタイムリミットと、ヒロインの失われた記憶にはどんな過去が隠されているのかという興味が加わって、舞台はスリリングに展開する。
音楽(歌)を聴くと、ゾンビたちが大人しくなるというのは、ミュージカルならではの設定なのか、それとも原作にもあることなのか?
東京公演では、午後6時30分開演の回があって、終演が9時を過ぎたはずだが、その場合、子役の出演は、潜水艦のシーンまでだったのだろうか・・・
このミュージカルは、DVDの発売が決まっていて、その案内チラシによると、10月4日に赤坂ACTシアターで収録予定、とある。
キャストスケジュールを見ると、10月4日のジルマ・チャベス役は、昼・夜とも、草ケ谷開くんになっています。
http://musical-biohazard.com/img/pdf/dilma-schedule.pdf
DVDは、12月22日発売予定。8000円+税。
ダイジェスト動画↓にも映っていますね。