蜜蜂と遠雷


恩田陸蜜蜂と遠雷」(幻冬舎、1800円+税)

http://www.gentosha.co.jp/book/b10300.html

『ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。 著者渾身、文句なしの最高傑作! 』

音楽コンクール小説だなんて、おもしろそう!

昨日、「夜のピクニック」を見た帰りに買った、恩田陸の新刊。

目次の次には、作中コンクールの課題曲。続いて、主要登場人物4名の、予選からの演奏曲のリストがある。

小説本文の後には、コンクールの結果が載っていて、最初にこれを見ちゃったのだけど・・・

『3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり』云々とあるので、

浜松国際ピアノコンクールがモデルでしょうね。


この作品は、『「星星峡」2009年4月号〜2013年11月号、「ポンツーン」2014年1月号〜2016年5月号の連載を大幅に加筆・修正したものです』とのことなので、7年前からの連載だったのだね。