卅三間堂棟由来


国立劇場7月歌舞伎鑑賞教室「卅三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい)」

を観劇。

7月18日(月・祝)11時開演の回で、終演は、13時22分ぐらい。

7月の鑑賞教室は、この18日から、「親子で楽しむ歌舞伎教室」にもなっていて、無料配付のプログラムには、イラスト付きのあらすじが挿し込まれている。

親子チケットは一般より廉価とあってか、客席は、親子連れがほとんど、といった状況だった。


最初に、坂東新悟による「解説 歌舞伎のみかた」

女形の実演(野崎村の一場面など)は、中村春花(中村春之助との交互出演)。

20分の休憩の後、

「卅三間堂棟由来」

序幕(紀州熊野山中鷹狩の場)と、二幕目(横曽根平太郎住家の場、木遣音頭の場)の間に、10分の幕間あり。

子役は、お柳実は柳の精(中村魁春)と横曽根平太郎(坂東彌十郎)の間に生まれた一子緑丸で、

星一輝・山田樺音 (交互出演)

某所に出ている出演予定のとおりなら、この日の緑丸は、星一輝くん。居ずまいよく、動きもきちんとして、見目もよく、なかなかいい子役だった。

星一輝くんは寺子屋の二期生。(5月は歌舞伎座に出ていた)
http://www.shochiku.co.jp/terakoya/news/2016/07/6-1-1.html


「卅三間堂棟由来」は、あまり上演されない演目というが、私は、以前に、松尾塾子供歌舞伎が上演したのを見たことがある。