コロッケ特別公演(明治座)
の初日を観劇。
第一部「神隠し!?」
古典落語「死神」「文七元結」より
原案:神津善行、脚本・演出:金子良次
第二部 コロッケものまねオンステージ2016(構成・演出:滝川広志)
昼の部で、11時開演。
上演時間は、4時間10分、となっていた。
「神隠し!?」1時間45分、幕間30分、コロッケものまねオンステージ2016(第一部)45分、幕間30分、コロッケものまねオンステージ2016(第二部)40分
公演プログラム、1000円。
初日の終演は、午後3時19分ぐらいだった。
「神隠し!?」は、「死神」をもとにした神津善行作の朗読劇があって、それを原案として、死神にとり憑かれる主人公に「文七元結」の左官長兵衛をあてるかたちで、ふたつのストーリーを結び合わせた人情喜劇。
左官長兵衛(コロッケ)の娘・お久が村崎真彩ちゃん。いい役が付いている。歌舞伎の「文七元結」の、あのお久と同じ役柄。幕が開くと、板付き。
歌舞伎では、お久が身売りするのは、吉原の「角海老」だが、このお芝居では、「佐野槌」になっている。
このお芝居のお久は、17歳の設定。
お芝居のラストには、死神・への頭(佐藤B作)の宙乗りがある。明治座常設の、あの宙乗り用の鳥屋が天井から下りて来る。
村崎真彩ちゃんの舞台を見るのは、2004年10月の御園座「虹の橋」以来になろうか。近年は、関西の劇場に出演することはあったけれど、なかなか見に行くまでには到らなかったが、今回、明治座の舞台で見られて、うれしい限り。見る前から、わくわくした。
村崎真彩ちゃんは、コロッケものまねオンステージのアンコール(の北島三郎)で、ダンサー(まつり娘?)として最後にも登場するので、お芝居だけ見て帰ったりしてはいけません。
ダブルキャストの子役は、
おりん:齋花漣・佐野仁香
「死神」のほうのエピソードに出て来る札差・松前屋の娘役。
初日は、佐野仁香ちゃんの出演だった。