モーツァルト! 1月11日


すでにふたつほどのエントリーで少しずつ書いてはいましたが・・・

1月11日(日)は、梅田芸術劇場メインホールで、ミュージカル「モーツァルト!」を観劇。

13時00分開演。

ヴォルフガング: 井上芳雄
アマデ: 内田未来


このステージで「モーツァルト!」は、通算公演回数500回。内田未来ちゃんのアマデの最後の出演回でもあった。(チケットが買えなくて、すっかりあきらめていたところ、1週間前になって、急に行けることになって、うれしいこと限りなし)

往路は、9時10分東京発ののぞみで。復路は、17時20分新大阪発ののぞみに乗った。(500回カーテンコールがどのくらいかかるか分からなかったので、復路の新幹線は余裕を持たせた時刻の切符を買っていたが、思っていたより早く終わったので、予定より早いのぞみの自由席に乗った。とにかく、あの3月11日があってからというもの、何があるか分からないとの思いもあり、観劇で遠くへ出かけたときは、すみやかに帰るのが心掛けのひとつ)


第一幕の、マンハイムウェーバー家の場で、帰って来たアロイズィアに蹴飛ばされたコンスタンツェのサンダルの片方を、妹のゾフィが拾って、階段を下りる途中のコンスタンツェに手渡していた。いつもならコンスタンツェが自分で拾うのに、たまたまゾフィのほうへ飛んで行ったからだろうか。

そのあとの、ヴォルフガングにアロイズィアがうたを聴かせているときのセシリアのアドリブが、案外安産でした、になっていた。(帝劇で見たときは、私が教えましたと、私が産みましたで、後者がほとんどだった)

ヴォルフガングとアマデの最期、モーツァルトの死の場面では、照明の変化とともに、内田未来ちゃんからアマデの表情がスーと抜けて、素のような子どもらしい顔になるのが、すごくいいな。で、そのあと、ヴォルフガングといっしょにフィナーレに登場するときは、ちゃんとまたアマデの顔に戻っている。


私のいた席の周囲には、カーテンコールで、この日が500回と聞いて、驚いているお客さんがけっこういたが、知らないでこの日のプラチナチケットをあっさり買えたのか?!・・・・500回があるとなれば、日程が出たときに数えるよね、いつが500回目かと。

500回出演キャスト10人(真記子、徳垣友子、大谷美智浩、小原和彦、KENTARO、松澤重雄、吉野圭吾、阿知波悟美山口祐一郎市村正親)には、アマデの内田未来ちゃんから花束が贈呈されたが、花束をもらってアマデをハグするひとが多かった。ハグしないひとのリアクションも人柄が感じられて、見どころになっていた。小原和彦さんは(1月11日が)誕生日だとの紹介があった。真記子さんは、むかしは、「高橋真記子」という名前で出ていましたね。
(余談ですが、河合篤子さんは初演から「モーツァルト!」に出演しているのに、前回の4演目だけ抜けている)

お花を持って来た日浦美菜子ちゃんと柿原りんかちゃんの籠には、それぞれ花束が5つずつ入っていた。500回カーテンコールでの内田未来ちゃんは、終始ニコニコしていて、かわいかった。日浦さんと柿原さんは、ステージの上で、なんとなく遠慮がちにも見えたけれど、やっぱり、その日の舞台を務めて衣裳を着ている子がメインということがあるのかな。改めて、写真を見ても、内田未来ちゃんがちゃんと真ん中にいますし。
http://www.umegei.com/mozart2015/stage500th.html


ヴォルフガング&アマデの緞帳前での、内田未来ちゃんのあいさつは、ヴォルフガングのマイクへ、このアマデ役という役をやらせていただいてとってもうれしかったです。そのあとに、ほんまおおきに、といって、さらに大阪弁でもうひと言あったのだけど、何ていったっけ?(→[補記] すごい好っきやねん)

終わったのが、16時36分。

内田未来ちゃんの帝劇初日と、大阪でのアマデ千穐楽&500回を見ることが出来たので、なんだかんだいいつつ、観劇のつじつまを合わせることは出来たかも。

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これで、「モーツァルト!」の初演からの観劇数が、キリよく、トータルで70回になった。内訳(アマデ&ヴォルフガング)は、下記のよう。

内田未来 5回(井上4、山崎1)
柿原りんか 2回(井上2)
日浦美菜子 4回(井上4)

黒木璃七 4回(井上4)
坂口湧久 3回(井上2、山崎1)
松田亜美 5回(井上5)

田澤有里朱 2回(中川2)
野本ほたる 4回(井上4)
真嶋優(眞嶋優) 4回(井上1、中川3)

伊藤渚 6回(井上6)
川綱治加来 7回(中川7)
黒沢ともよ 6回(井上1、中川5)
高橋愛子 7回(井上3、中川4)

石川楓 3回(井上1、中川2)
内野明音 2回(井上2)
鶴岡良 6回(井上1、中川5)