仲間由紀恵で「放浪記」


東宝は、昨日(9日)、仲間由紀恵(34)の主演(林芙美子役)で舞台「放浪記」を、来年11月から上演すると発表した。


各種報道によると、下記の4劇場で、トータル約100回の公演を予定しているとのこと。

2015年10月14日〜11月10日、シアタークリエ
2015年11月〜12月、大阪新歌舞伎座
2015年12月、中日劇場
2016年1月、博多座


http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20141010-1379751.html(日刊スポーツ)
『当初は11月10日の三回忌に仲間が京都にある森さんの墓に墓参後に発表予定だったが、9月18日に俳優田中哲司と結婚するなど話題が集中したため、前倒しになった。シアタークリエは初演した芸術座が生まれ変わった劇場で、東京公演千秋楽の11月10日は、森さんの命日となる。』

『ともに支えた大塚道子さん、斎藤晴彦さん、米倉斉加年さんが亡くなったため、共演者は若返り、時代に合わせて、よりスピーディーな舞台を目指すという。』


http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2014101002000175.html(中日スポーツ)
『記者会見した東宝の池田篤郎取締役は「12年に森さんが亡くなり、一周忌まで封印していたが、『放浪記』の灯をともし続けることが使命と考えた」と説明。昨年11月10日の一周忌後から復活上演に向けて出演者の人選を開始。複数の主演候補から仲間に白羽の矢を立て、昨年12月に正式オファーした。』

『「放浪記」といえば森さんの“でんぐり返し”が有名。年齢なども考慮して晩年は“万歳三唱”に変更したが復活の可能性は未定。森さんの舞台に出演していた俳優を別の役で仲間と共演させたり、3時間を超える上演時間を短縮して見やすくする検討も進めている。』


http://www.daily.co.jp/gossip/2014/10/10/0007405942.shtml(デイリースポーツ)
『劇中、芙美子が喜びの「でんぐり返し」をする場面は、舞台の代名詞。仲間版で「でんぐり返し」があるかどうかは未定だが、演出の北村文典氏(68)は「その前後がちゃんと見てもらえなくなる」と否定的だ。』


私は、森光子さんが80代に入ってから「放浪記」を見はじめたので、若い女優が演じる「放浪記」はどんなものなのか、とても楽しみ。共演陣がどんな顔ぶれになるのかも、いまから発表が待ち遠しい思い。

第三幕に変更がなければ、子役も久しぶりに新しい子が登場しますね。森光子さんの晩年は同じ子役が数年にわたって出演し続けたので行商人の子も大きくなっていましたが、子役はまた小さい子に戻るかな。