「そこをなんとか2」第3回『子の心親知らず』


少し旧い話題ですが、書きかけのままだったテキストに書き足しての蔵出し。

8月にBSプレミアムで放送されたドラマ「そこをなんとか2」の第3回について。

「そこをなんとか2」第3回『子の心親知らず』

http://www.nhk.or.jp/drama/sokonan2/html_sokonan2_story03.html

あらすじは、『菅原事務所に入った西別府徹也(井上芳雄)の小学5年の娘・日向子(桜田ひより)が、クラスメイトの浜崎りら(川島鈴遥)をけがさせ、りらの父・正臣(六平直政)から訴えられる。りらは、近々公演がある人気ミュージカルに出演する予定だった。改世楽子(本仮屋ユイカ)は、菅原耕太郎(大友康平)から、日向子の弁護を頼まれる。実は、西別府は、離婚した妻を亡くして、最近日向子を引き取ったばかりだった...』。


で、結局のところ、売出し中の子役・浜崎りらちゃんが歩道橋の階段から落ちて腕を骨折したのは本人の不注意で、日向子ちゃんには何も責任はないことが楽子の調査で判明。裁判にもならなかった。ストーリーの比重としては、西別府徹也と日向子の父娘の話のほうがメイン。

ステージパパが怒るから、自分で怪我したとはいえなくてウソをついたという、りらちゃんの情況はありきたりだったし、日向子のほうは、父親の西別府を困らせるために、りらのウソを容認していた。

ドラマの最初のほうで、慰謝料等で1000万円を請求するといわれた西別府が、「判例を調べよう」といっていたが、さて、子役を同級生が怪我させたことで訴訟になったというケースや判例がじっさいにあるのだろうか?? せっかくの興味深い設定だったのだから、最終的には訴えが取り下げられて解決となるにしても、途中まではドラマのなかで裁判をやって見せて欲しかった、とも思う。


浜崎りらのプロフィールは、劇団おれんじ所属。平成15年11月17日生まれ。身長144センチ。血液型A型。芸歴のなかには、ミュージカル「ソング・オブ・ミュージック」「桜のサンディ」というのがあった。(「サウンド・オブ・ミュージック」と、犬のサンディからとったのかな)
いま出ている川島鈴遥ちゃんのプロフィールと見較べると、
http://sweetpower.jp/sweetpower/ririka/
『身長144センチ』は一致している。

浜崎りらが出演するはずだった(じつは「ちょい役」なので、りらは出たくなかった)舞台は、ミュージカル「マニー」。アニーのパロディだね。ポスターは、赤毛(髪形はおかっぱ)の女の子と犬のイラストで、これも、いかにもアニーっぽい。英語表記も「Mannie」で、「Annie」とロゴもそっくり。公演会場は、目白円形劇場で、公演期間は、7月11日〜27日。チケットは、S席8000円、A席6500円。

りらちゃんのステージパパは、(有)浜崎住建の経営者。小さな工務店のようだった。父親があれだけ強面だと、りらちゃんがもし将来スターになっても、ボディガードは必要なさそう(笑)。

日向子ちゃんのランドセルが黄色だった。