舞妓はレディ


映画「舞妓はレディ」(周防正行 監督)

を、先日見た。

9月20日(土)に、東宝芸能50th Musicalチャリティコンサート「Espoir〜希望をもって〜」に行ったところ、上白石萌音さんが「舞妓はレディ」の同名主題歌をうたって、それがなんかすごくって(笑)、こりゃあ映画もおもしろいかも、と思った次第。なにしろ、この主題歌のインパクトがすごい。

映画のラストでは、舞妓になった小春が、この主題歌とともに洋舞の振りで踊るシーンがあって、あの舞妓の拵えでキレキレなダンスを披露しているのも、ブッ飛びな楽しさである。

他にも、春子(上白石萌音)が着物姿でダンスする場面があり、これがまたとてもよいのだ。

「舞妓はレディ」は、そのタイトルだけでなく、なかみも「マイ・フェア・レディ」のパロディになっているのだけれど、なかでも「京都では雨はたいがい盆地に降る」には笑える。(主人公の祖母役が東宝ミュージカルの「マイ・フェア・レディ」でもおなじみの草村礼子だったり、いや、それよりもなによりも、高嶋(兄)の登場には、東宝の「マイ・フェア・レディ」で初代ヒギンズだった高島忠夫を連想するべきなのだろう)
パロディといえば、映画の冒頭(の「お化け」のシーン)からして、(富司純子の映画のパロディで)草刈民代が緋牡丹お竜をやっていたりする。

田畑智子ちゃんの年増な舞妓が、これもえらくおもしろい。

だけど、舞妓はレディというより、まだまだガールだよね。

(キャストクレジットには、青木珠菜、とあったが、どこに出ていたの?)


深夜にフジテレビで放送されたメイキング番組を見ていたら、上白石萌音さんは、2012年5月〜9月にかけてのオーディションで選ばれ、2013年5月から撮影、ということだったようだが、オーディションの前後の時期といえば、「王様と私」にルイスで出演、「おおかみこどもの雨と雪」や「だいじょうぶ3組」が公開されたりして、けっこう売れているよね。

メイキング番組のなかでは、オーディションで、上白石さんがコーラスラインのジャズコンビネーションを踊っているところや、レ・ミゼラブルのエポニーヌのナンバーをうたう映像が紹介されていて、なんだかミュージカルのオーディションみたいだった。


ここ(アマゾン)↓で、劇中歌が試聴出来る。

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