CLOCK ZERO〜終焉の一秒〜A live Moment 再演(星陵会館ホール)


3月17日(月)に、星陵会館ホールで、

「CLOCK ZERO 〜終焉の一秒〜 A live Moment」再演

 脚本:Chani、演出:天野まり 斉藤真由美

を観劇。

公演プログラムは、1500円。


午後6時開演。休憩なしで、本編の上演時間が、2時間10分ぐらい。ホール内にアナログの時計があって、私の席からは、ステージの明かりでその時計がずっと見えていた。

この日は千秋楽で、カーテンコールではオールキャストのあいさつがあって、終わったのは、8時44分。

今回の再演では、政府ルート・有心会ルートの2バージョンがあって、見たのは、政府ルートのほうで、こちらは、結末としては初演の未来エンドと同じ。

昨年秋のスペース・ゼロ公演の舞台と較べると、原作のゲームを知らない私のような観客には、今回のほうが分かりやすくなっていた。ただ、やはり、原作を知らないからキャラクターへの思い入れなどはないので、見ていて、どうしても傍観者的になってしまいがち。


子役の4人は、昨秋の初演と同じ配役。
子役たちの出演部分は、オープニングをはじめとして、初演とはちがうシーンや演出になっていて、手際よく見せていたが、撫子も他の子役も出番そのものは減っていたと思う。(もうひとつの、有心会ルートというバージョンだとどうだったのだろう?)


私はそもそもこの手のゲームとは縁がないし、原作のおもしろさを知らないから思うのだけれど、こういう設定の舞台なら、撫子が事故に遭うという運命を変えようとする側とそれを阻止しようとする側の対立として作劇をして欲しいところ(というのは、お呼びでない客の戯れ言…)。

会場の星陵会館には、はじめて行った。地下鉄・永田町の駅からだと、国立劇場へ行くよりも近い。

ホールの正面の座席は、全部で10列あったから、C列が最前列になっていた模様。このホールは、演劇よりも、集会や講演会、小規模な演奏会などのためのホールのようで、後方の数列以外は床がフラットなのだが、段差のある後方席からだと、ステージは意外と近く感じるので見やすかった。