ダディ・ロング・レッグズ 足ながおじさんより(シアタークリエ)


3月11日(火)は、シアタークリエで、

「ダディ・ロング・レッグズ〜足ながおじさんより〜」(脚本・演出:ジョン・ケアード、音楽・作詞:ポール・ゴードン、翻訳・訳詞:今井麻緒子)

を観劇。

午後1時30分開演。今回公演は、6日(木)に見て以来、2度目。

割りと前方の上手ブロックの座席だったので、座席から、下手のソデで演奏する楽団が少し見えた。

ふたり芝居のミュージカルとはいえ、ヒロインのジルーシャは、劇中はお着替えもステージ上で行なうので、舞台に出たら(1幕は下手側の、2幕は上手側の客席前方のドアから登場する)、そのまま出ずっぱりだ。ジャーヴィー坊ちゃまもまた、出ずっぱりに近い状況。

ジルーシャ・アボットから送られて来る手紙をジャーヴィス・ペンドルトンが読み、書斎の本棚に留めたりもしているが、あのジルーシャの手紙は、見たところ日本語で書かれているね。

作曲者が「ジェーン・エア」と同じひとだけに、「ジェーン・エア」のミュージカルナンバーとよくと似たフレーズの曲があったり、劇中のセリフ(手紙)で、ジルーシャが「ジェーン・エア」を読んだときのことを語るシーンもあるので、こちら(観客)としては、日生劇場で見た同じ演出家による「ジェーン・エア」のことを思い出さずにはいられない。

「ダディ・ロング・レッグズ」は、6月に、CDが発売予定だから、買おう。


(この日のロビーには、撮影用のカメラが入るという掲示があり、じっさい、客席の後ろにはカメラもあったので、もしかしてカーテンコールで震災関連のコメントでもあるのかな?などと思ったが、そういうことはなかった)