スクルージ〜クリスマス・キャロル〜(赤坂ACTシアター)


12月17日(火)に、赤坂ACTシアター

ミュージカル「スクルージ」〜クリスマス・キャロル

原作:チャールズ・ディケンズ
脚本・作曲・作詞:レスリー・ブリカッス
翻訳・上演台本:劇団ひまわり文芸演出部
訳詞:岩谷時子
演出:井上尊晶
振付:前田清実

を観劇。

午後1時30分開演。

会場に掲示された上演時間は・・・第一幕70分、休憩15分、第二幕60分。

この日は、東京公演の千秋楽だからか、カーテンコールでは主演者からのあいさつもあって、終演は、4時7分ぐらいだった。

公演プログラムは、1500円。

1階客席は、前から3列がなくて、そこにオーケストラピットが設けられていて、編成は少人数だが生演奏。


この舞台、当初のチラシでは、『訳詞:岩谷時子 翻訳・訳詞:竜真知子』と出ていたが、その後変更があったらしく、プログラムを見ると、じっさいには『翻訳・上演台本:劇団ひまわり文芸演出部 訳詞:岩谷時子 訳詞:松田宏一(M15優しさのミルク)』となっていて、ミュージカルナンバーの新訳がひとつある他は、上演台本や歌詞は、以前に劇団ひまわりが上演したときのものが使われたようである。

クレジットには、劇団ひまわりが上演協力となっているが、上演台本だけでなく、衣裳も、かつて劇団ひまわりが上演したときのデザインのものだという。


[出演]

市村正親: エベネザー・スクルージ

武田真治: ボブ・クラチット
笹本玲奈: ヘレン/イザベル
田代万里生: ハリー/若き日のスクルージ
安崎求: ジェイコブ・マーレイ/ヒューゴ・ハーティ
愛原実花: 過去のクリスマスの精霊/クラチット夫人
今陽子: フェジウィッグ夫人/ディルバー姉
今井清隆: 現在のクリスマスの精霊/カーステアズ氏

阿部裕: フェジウィッグ/ジョスリン・ジョリーグッド/未来のクリスマスの精霊
青山航士: 点灯夫/下男/亡霊/ディック・ウィルキンズ/ハリーのパーティー
石井雅登: トム・ジェンキンス/若者/ハリーのパーティー
乾あきお: プリングル氏/教師/若者/指揮者/ハリーのパーティー
高橋広司: パンチとジュディの人形師/亡霊/若者/ハリーのパーティー
中西勝之: ワイン屋/亡霊/若者/トッパー
安福毅: ビセット/亡霊/若者/ハリーのパーティー
岡本大地: フライングスクルージ

秋園美緒: プリングル夫人/娘/聖歌隊/ハリーのパーティー
小島亜莉沙: パン屋の女/娘/ハリーのパーティー
田中利花: ディルバー妹/ハリーのパーティー
七瀬りりこ: 裕福な母親/街の人/娘/聖歌隊/メアリ
三木麻衣子: 果物屋ベス/娘/ハリーのパーティー
森加織: 乞食女/娘/ハリーのパーティー
横岡沙季: 街の人/娘/聖歌隊/ハリーのパーティー

北村沙羅: マーサー・クラチット/良い身なりの娘/貧しい子/生徒/聖歌隊
飯田汐音: ベリンダ・クラチット/浮浪児/生徒
設楽銀河: ピーター・クラチット/浮浪児/エビィ
伊草心南: キャシー・クラチット/ジェニー
加藤憲史郎(※Wキャスト): ティモシー・クラチット(ティム)
古家茂晴(※Wキャスト): ティモシー・クラチット(ティム)
清水錬: 浮浪児/生徒/玩具屋助手/聖歌隊
松本拓海: 浮浪児/生徒/少年


ティム役以外の子役6人は、いずれも複数の役を演じるので、見ていて楽しいし、クラチット家の三姉妹は揃ってとてもかわいい。北村沙羅ちゃんは、もうけっこう身長も大きくて、きれいな子だと思った。伊草心南ちゃんのうたが印象的。

ティム役のもうひとりの「ふるいえしげはる」くんは、劇団ひまわり(熊本)で、今回が舞台初出演とある。

「Thank You Very Much」は、やっぱりいいナンバーだね。

カーテンコールでは、主演の市村氏が、毎年見たいという声もいただいているが毎年はむずかしいとしても2年にいちどくらい(演りたい)、というようなことをいっていたが・・・本当にまたやるかな?