3階席が、狭すぎないか?!


4月に開場する、新しい歌舞伎座

1月6日付の毎日新聞の記事で、その歌舞伎座に座席を設置している工事の様子が数枚の写真とともに紹介されているのだが、
http://mainichi.jp/select/news/20130107k0000m040027000c.html

3階席の座席が余りにも狭過ぎないか?
http://mainichi.jp/graph/2013/01/07/20130107k0000m040027000c/007.html

座席の横幅は3階席も若干は広げたのだろうが、ひじ掛けは小さくて仕切りの用をなすのか心もとないし、その写真を見ると、足もとが狭くて、座るというより、腰かけて舞台を見るという感じになりそうである。これだけ足もとが狭いと、窮屈で、長時間の観劇はかなり疲れることになるだろうし、通路側の座席でなければ、他のお客さんにいちいち立ってもらわないと、自分の席へは出入り出来そうもない。なんだか、開場前から、3階席は、殺伐としそうな予感。

一等席、二等席に座ればよかろうけれど、同じ月に複数回見るときや、特定の演目だけが見たいときには、そうしてばかりもいられないからなぁ…


同記事によれば、『4階の一幕見(ひとまくみ)を除いても、1階から3階まで合わせて1808席』。

座席は『部分ごとに取り外しが可能で、汚損した場合でも簡単に替えられるという。』とあるこれは、以前の歌舞伎座でもそうだったよね。近くの座席で何かこぼしたお客さんがいたとき、休憩中に、係のひとが来てさっさと座面を付け替えて、次の幕には座れるようにしていた。