映画「楽隊のうさぎ」


浜松で制作中の、

映画「楽隊のうさぎ」

原作:中沢けい(「楽隊のうさぎ」)、監督:鈴木卓爾、脚本:大石三知子

http://gakutainousagi.com/


花の木中学校吹奏楽部の生徒役は、13歳〜15歳の男女が今春公募され、46名が選ばれた。46名中、東京のオーディションからの合格者は2名で、他は地元の子が選ばれたという。

すでに今夏、第一期の撮影が行なわれ、さらに来年の撮影を経て、映画は2013年冬に全国公開予定。東京では、渋谷のユーロスペースで上映される。

大人のキャストには名前が出ているひともいますが、生徒役の出演者の名前はまだあがっていないみたい。地元での、撮影報告イベントなどに登壇した子はいるようだ。


オーディションの模様については、映画のホームページ内の「うさぎ通信」にレポートされている。
http://gakutainousagi.com/tsuushin/001.html

そこから一部を抜粋しておくと、

『書類審査(一次審査)を経て、二次審査に残った応募者は、予想をはるかに上回る240余名。
 二次審査は、5月中旬に東京と浜松の2箇所で行なわれた。
 東京では、プロの俳優を目指しタレント事務所に所属する子供たちのオーディションが行なわれました。地方で制作される映画では、演技経験が無い地元のオーディション合格者に、タレント事務所に所属し演技経験のあるオーディション合格者を加えてキャスティングをするのが一般的。今回のオーディションでも、これに倣う形で東京でのオーディションも実施された。
 一方、浜松会場では、市内及び近郊、県東部や近県、そして東京からも参加してくれた子もいた。参加者のほとんどが演技未経験者ながら、半分以上は吹奏楽やピアノなどの楽器演奏経験者で、いかにも“音楽のまち・浜松”らしいオーディションとなった。』

『まず15名程を決めたが、驚くべきは、タレント事務所に所属する子たちで行なわれた東京でのオーディション参加者で、この15名に残ったのはたったの2名で、残りの13名は浜松でのオーディション参加者だったということ。「こんなことは普通では有り得ない。これは奇跡だ。」と審査員の方々も全く予想外の結果となりました。これは、浜松で撮る映画だからと地元の子を優先したわけではなく、純粋にそれぞれの役柄に合わせて人選した結果。』
『結局、46人の合格者を出すことになった。それでも44人が浜松オーディションからの合格者。』