北のカナリアたち


東映創立60周年記念作品「北のカナリアたち」(阪本順治 監督、那須真知子 脚本)

を、地元のシネコンで見た。

日曜日の夕方で、その回は、私を含めてお客さんは、4人だった。

パンフレットが、700円。オールキャスト・スタッフのクレジットは載っていないし、子役の紹介も、「北のカナリアたち」公式サイトに出ているのと同じなので、買わなくてもよかったと思う。

ひとつの事件(事故)の見方、捉え方が当事者それぞれで異なっていて、徐々に過去の出来事の真相が見えて来るという展開には、設定はちがっても、湊かなえの原作らしさがあったが、刑事ドラマっぽくなっている部分には不満もおぼえた。

クレジットに「福地亜紗美」とあったが、人質の女子高生がそうだったかな…

映画がはじまってすぐの、図書館のシーンは、埼玉県立浦和図書館だった。
(そういえば、埼玉県立図書館って、最近、老朽化もあって、浦和と久喜を閉館して、熊谷に一本化する再編案が出ているらしいけれど、そんな不便な話ってあり得ない。劇場も、震災のあとは、閉館の話ばかりだし)