ハムレット


2月2日(木)に、シアタークリエで、ミュージカル「ハムレット」(ヤネック・レデツキー 脚本・作曲・作詞、栗山民也 演出)を観劇。

午後2時開演。一幕50分、休憩20分、二幕50分。所見の回は、約5分押しの進行。カーテンコールが終わったのが、4時13分。

上演時間を見て、短いなぁと思ったが、じっさいにも、短縮版ハムレットといったコンパクトさで、ミュージカルとはいえ、物足りなさをおぼえた。

ハムレット」といったら、最後に、フォーティンブラスが出て来るのが楽しみなのに、出て来ないから、これ。

たとえば、オフィーリアとレアティーズが、お互いを「ブラザー」「シスター」と呼び合うような訳詞にも、違和感があった。

オフィーリアの瑞々しさは、魅力的で、写真で見ていた感じとはちがって、可憐で好印象なヒロインぶり。

最前方の下手端の席からだと、最初のハムレットの出が、幕の陰になって見えず、声はすれども姿のない主役…。端の席だとこの程度のハンデは仕方ないのかも知れないが、同じ前方の端なら、逆の上手サイドのほうがいいのだろうか?ハムレットの客席降りは上手側だった。
ステージの上手には高い階段があるのだが、そこでの演技の見え具合がポイントかな。


シアタークリエでもらったチラシの束のなかに、さいたまネクスト・シアター第3回公演 2012年・蒼白の少年少女たちによるハムレットのチラシがあった。そちらのハムレットでは、元ヤングシンバがフォーティンブラスを演るようだ。(←この件、本番は、チラシ掲載の配役とはちがっていた)


ハムレットとオムレットって、似てるよね。コッペリアロッテリアも似てるけど(笑)。