明治座11月 川中美幸特別公演「天空の夢〜長崎お慶物語〜」千秋楽


明治座11月 出逢いに感謝・・・35年 川中美幸特別公演

 天空の夢 長崎お慶物語(古田求 脚本、華家三九郎 演出、大河内日出雄 演出補)
 パワフル美幸オンステージ 人・うた・心(宮下康仁 構成・演出)


11月25日(金)の千穐楽を観劇。

午後1時開演。

1日に、初日(→http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20111101/p4)を見て以来である。

ロビー掲示の上演時間が、4時間15分となっていて、初日に掲示されていたものよりも長くなっており、

「天空の夢 長崎お慶物語」第一幕 45分
  幕間 30分
「天空の夢 長崎お慶物語」第二幕 50分
  幕間 30分
パワフル美幸オンステージ 人・うた・心 1時間40分

と、なっていた。


さらに、この25日は、千秋楽とあって、カーテンコール&アンコールのステージが付いて、プラス1時間かかり、トータル5時間15分の上演時間となった。


開演前、弁当売り場で、明治座おなじみの和風サンドを買ったら、700円になっていた!もともとは700円だったのが、しばらくの間、ミックスサンド共々630円に値下がりしていたのに、値段が戻っていた。


子役のみちは、増田あゆ葉ちゃんの出演。

ほんわりとやさしげな雰囲気がかわいい。


みちは、大詰の「長崎くんち」の場では、もうマイクはつけていないようだ。子役のみちにセリフがあるのは、第二幕の幕が開いてすぐのシーンだけだから。

母親のお久(紫とも)とみちのやりとりなどは、ちゃんと流れがあって、聴こえて来るセリフはなくても、芝居として見ていておもしろい。


舞台が長崎だけに、長崎くんちとか丸山の花月とかが出て来ると、明治座でも上演された「長崎ぶらぶら節」を連想してしまう。古口貴子ちゃんは同じ明治座でお雪チを演ってもいたしね。

千秋楽は、「天空の夢 長崎お慶物語」の終幕(大詰)に、川中美幸さんの母堂が特別出演した。芝居の登場人物らしく扮装しての登場で、座長さんも知らなかったサプライズ出演だったようで、幕が下りたあとの舞台からのざわめきが客席まで聞こえて来た。


相変わらず、歌謡ショーの途中、プレゼント受け取りタイムでの、座長さんのトークが面白い。プレゼントを持って来ない大多数の観客にとってはいちばん退屈しそうな時間を、あれだけ笑わせるというのは、すでにひとつの芸として確立しているといえそう。

その歌謡ショー「人・うた・心」が終わり、再び幕が上がると、出演者が勢揃いしていて、千秋楽カーテンコールとなった。お芝居のみ出演などの多くのキャストはすでに着替えての登場。

いちばん前に並んだメインキャストの9人からは、あいさつがあった。

9人の並びは、座長さんが真ん中で、下手から、小西良太郎、丹羽貞仁、奈良富士子、土田早苗、川中美幸勝野洋仲本工事、紫とも、石本興司。(あいさつの順番は、下手側から上手側と交互に、端から中へと向かうかたち)

ダブルキャストの子役は、3列目あたりの下手の端っこにふたり並んでいた。古口貴子ちゃんがいちばん下手側で、そのとなりが増田あゆ葉ちゃん。ふたり揃うと、かわいさ倍増。


千秋楽カーテンコールに続いて、アンコール。

川中美幸のうたはもちろん、打打打団 天鼓の演奏、(オンステージゲストの)花園直道が「華舞斗」を率いてのパフォーマンスと、盛りだくさんなアンコールで、終演は、午後6時15分。