イチロー VS 松井秀喜
古内義明「イチロー VS 松井秀喜 相容れぬ2人の生き様」(小学館101新書、756円+税)
この本、面白いね。待ち時間を潰すのによさそうと思って買ったが、夢中になって読んでしまった。
私は、このふたりだったら、断然、松井秀喜支持なのだけれど、なぜ、自分は松井のほうに好感を持つのか、この本を読むと、なるほどと納得出来るところが多い。
たとえば、大好きな漫画は、松井が「ドカベン」なのに対して、イチローは「キャプテン」が好きなのだと書かれていて、ああ、そうか、と思う。
私が子どもの頃も、野球好きの男の子の間で、野球マンガは「ドカベン」派と「キャプテン」派とにはっきり分かれていた。私はもちろん、「ドカベン」が好きだった。「キャプテン」って、監督が出てこないのが、変でしょ。そこに不自然さを感じて、「キャプテン」はまともに読めなかったことを思い出した。
両雄のコントラストを分析しながら、分かりやすくライバル物語として提示した本。
著者は、この↓ひと。
http://ameblo.jp/msmatnyc