大向うの人々


今日の朝刊の、講談社の広告によれば、

山川静夫「大向うの人々 歌舞伎座三階人情ばなし」
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2156369

という本が出ている。9/28発売(1700円税別)。


昨日、日生劇場の帰りに、有楽町で三省堂書店に寄ったのに、必要な本だけ買って、演劇書のコーナーは見なかった。ウチの近場の本屋には、入荷しているかなぁ?


歌舞伎座の3階での観劇が増えると、大向こうのひとの顔はなんとなく憶えちゃうけど、掛けてる声と顔が一致しないんだよね。山川静夫氏も、ホント、歌舞伎座によくいる。

最近の歌舞伎座は満席か、それに近いような状況だと思うけれど、5、6年前だと、3階がけっこう空いていることもあって、当日、窓口で画面を見て、この辺は空席が多いから、他のお客さんに気兼ねなく見られると思って席を選んで、さぁ、双眼鏡で子役ウォッチングを楽しもう、と思ってくつろいで座っていたら、途中から近くの空席に大向こうのひとが来て、うるさ過ぎ〜、ということがよくあった。でも、まだ、後ろに座られるよりは、まし。


歌舞伎座三階人情ばなし』というサブタイトル、もし変換ミスして『歌舞伎座三階刃傷ばなし』になっちゃったら、怖いね。歌舞伎座の3階席って、殺伐としているから。…何しろ狭いし、見えないし、夏は暑いし、階段の昇降には疲れるし、終演後はなかなか外に出られないし、えらいこっちゃ。