「国宝 阿修羅展」と「プロフェッショナル 仕事の流儀」


東京国立博物館 平成館で開催中(2009年3月31日〜6月7日)の、

興福寺創建1300年記念「国宝 阿修羅展」

というのが、開館時間を延長したり、入場待ちの行列が出来たりの、ものすごい人気らしい。公式グッズのうち、興福寺公認の阿修羅フィギュアが大人気で、半月ですでに完売してしまったとのことである。

http://www.asahi.com/ashura/
http://www.tnm.jp/

私には、どこがいいのだか、さっぱり分かりません。・・・でも、完売したなどと聞くと、欲しくなったりしますね。朝日新聞を購読中なのに、阿修羅展をやっていたなんてつい先日までちっとも知らなかった私に、買えるはずもありませんが。


4日28日放送の、「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK総合)で、
http://www.nhk.or.jp/professional/
この国宝・阿修羅像を会場まで輸送する舞台裏が紹介されていて、たまたまテレビをつけていたら番組がはじまったのだが、これがなかなか面白かった。

梱包、運搬の指揮をとったのは、「現代の名工」にも選ばれた文化財輸送の第一人者というひとで、日本通運の顧問、海老名和明(62)氏。

ペリカン便で知られた日通のなかに、美術品輸送の部署があって担っているのだが、なんとなく、こうした美術品の輸送は職人的な専門業者でもあるのかと思っていたから、ちょっと意外だった。
http://www.nittsu.co.jp/butsuryu/art/index.html

5月4日深夜(=日付は、5日)に再放送の予定なので、忘れなければもういちど見たいものである。