玉つき屋の千代さん〜女ハスラー繁盛記〜


今年、5〜6月、東京芸術劇場 中ホール他で上演された、浜木綿子主演の舞台

「玉つき屋の千代さん〜女ハスラー繁盛記〜」
http://www.komapro.co.jp/pfm08_03.html


原作は、南川泰三「浪速の女ハスラー 玉撞き屋の千代さん」(集英社文庫)。

原作者の南川泰三氏のブログ
南川泰三の隠れ家日記 ブログエッセイ・「猿の手相」
http://taizonikki.exblog.jp/

には、公演概要が発表された頃に、何度かアクセスしたことがあったのだが・・・今回、森光子さんについて検索していたところ、
過去ログ(2005年09月08日)にこんな↓ことが書かれていたのを見つけた。
 http://taizonikki.exblog.jp/837666/

「玉つき屋の千代さん」の舞台化の話は、当初、森光子主演で2005年秋に帝劇、中日劇場でということだったらしい。それが、2005年3月、閉館にともなう芸術座の最終公演として「放浪記」を上演することになった影響で、舞台化の話が延期になっていたものだという。(これは「玉突き」だ)


その2005年秋の帝国劇場、中日劇場での森光子主演舞台といえば、東山紀之との人気共演で「ツキコの月〜そして、タンゴ」が上演された訳だが、「ツキコの月」については、中村義裕氏がご自身のホームページ(http://engekihihyou.o-oku.jp/)の劇評で、プログラムに脚本家の名前がないこと、あらすじとじっさいの内容がちがい過ぎることを指摘した上で、製作過程に疑義を呈する興味深い批評を書いていたのを思い出した。
関心のある方は、↓です。
http://engekihihyou.o-oku.jp/hihyou/20051024.html