「悲劇喜劇」2008年3月号より
前号のことで話題が旧いが、歌舞伎座の建て替え延期について、「悲劇喜劇」2008年3月号で、水落潔氏がこんな文章を書いていたので、引いてみる。
『歌舞伎座は改築計画が延期になり、現状のまま当分興行を続けていくことになった。当初は八年一月で公演を終え、改築工事を始める予定だったと聞いている。』
予定通りであれば、現歌舞伎座での公演は2008年の1月までだったのか、と。
(計画が延期になったのは、やはり、永山会長という牽引者が亡くなった影響なのでしょうか?)
同じ「悲劇喜劇」2008年3月号から、もうひとつ。
坂手洋二氏の連載「本番五分前」(第19回)
では、高円寺に新しく出来る公共施設「杉並芸術会館」について、杉並在住の演劇人や日本劇作家協会との関係について書かれている。それによると、
杉並芸術会館は、劇作家協会有志によるNPO「劇場創造ネットワーク」がすでに指定管理者に選ばれ、また、日本劇作家協会は杉並区との間でこの施設に関するパートナーシップ協定を結び相互協力を行なうなど、劇作家の関与による運営となるようだ。「アーカイブ・カフェ」という戯曲の図書館を設け、そこでは図書館機能だけでなくイベントも催す予定。この杉並芸術会館の愛称は「座・高円寺」。芸術監督には佐藤信の就任が決まっている。演劇、公民館施設のほか、阿波踊り専用の稽古場も備える(高円寺は夏の阿波踊りで有名らしい)。