和久井冬麦ピアノ・コンサート(しらかわホール)
2月9日(土)は、
御園座で「宮廷女官 チャングムの誓い」第一幕を観劇(http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080209/p2)後に、雪がどしゃどしゃ降るなかをしらかわホールへ移動。
御園座からしらかわホールへは、交差点をわたってすぐである。大手損保の持ち物らしく贅沢な雰囲気のロビーが、なかなか素敵。
「和久井冬麦 ピアノ・コンサート」は、午後1時30分開演。(出演は他に、案内役で東貴良)
プログラムは、
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 KV.545
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第5番ト長調 KV.283
休憩15分
モーツァルト:ロンド イ短調 KV.511
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第16番変ロ長調 KV.570
ショパン:ノクターン第20番嬰ハ短調「遺作」
ショパン:エチュード ヘ短調 op.25-2
これに、アンコールとして、映画「神童」のテーマ曲(a ripple song というのかな)。
以上で、終演は、3時5分頃。
当日ホールに断り書きもあったが、チラシに出ていた曲目とはだいぶちがっていた。
和久井冬麦ちゃんのおしゃべりは、ウィーンなまりのドイツ語でのあいさつがあって、あとは、案内役の東貴良氏に応えるかたちで、ウィーンでのことなど。愛犬との会話は、日本語だと。
東貴良氏の解説は、2007年8月の「和久井冬麦 ピアノの夕べ」(長野県県民文化会館 中ホール)のときと同じような内容。ピアノ・ソナタの「ソナタ」についてや、モーツァルトの曲の作品番号の「KV (ケッヘル)」のこととか、映画「神童」に和久井冬麦ちゃんを推薦したのが自分であるとか。
来春の(冬麦さんの)予定として、オーケストラとの共演が決まっている、といっていた。
昨夏の「和久井冬麦 ピアノの夕べ」では、来日していたピアノの先生も登壇して、冬麦ちゃんを交えてのインタビューもあったが、今回はそんなこともなくて、なんとなく淡々とした進行。
和久井冬麦ちゃんの服は、今回もカジュアルな装いで、長袖のカットソーにふわっとしたジャンパースカートみたいなの(背中にひもがあって結んでいた)を重ね着していて、足もとは茶のハーフブーツ、同じ茶色のポンポンふうの毛のアクセサリーを左の胸あたりに付けていた。
昨夏の長野でも、冬麦ちゃんの服はカジュアルで、フードのあるノースリーブのピンクのワンピースに、赤いスニーカー、フードのひもの先には丸い玉(ポンポン)が付いていて、それがふたつ前に下がっていた。ピアノの演奏会という感じの装いではなくて軽くおどろいたものだったが、今回のしらかわホールでもカジュアルな服。私は、演奏会らしいドレス姿も見てみたいのだけれど、さて、高崎や紀尾井ホールではどうだろう。
終演後、ホールの外に出ると、10センチ以上も雪が積もっていた。雪のせいで新幹線に10〜15分程度の遅れが出ていたが、思ったよりも早くコンサートが終わったこともあり、帰路への影響はとくになかった。
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ところで、昨夏の「和久井冬麦 ピアノの夕べ」については、これ(http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20070824/p1)しか書いていなかったので、この機会に比較の参考として、プログラム(演奏曲目)を書いておくと、
「和久井冬麦 ピアノの夕べ」2007年8月24日(金)、長野県県民文化会館 中ホール
モーツァルト:ロンド イ短調 KV.511
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第5番ト長調 KV.283
休憩20分
J.S.バッハ:フランス組曲第5番ト長調 BWV.816より「アルマンド」
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第16番変ロ長調 KV.570
ショパン:ノクターン第20番嬰ハ短調「遺作」
ショパン:エチュード ヘ短調 op.25-2
アンコールとして、映画「神童」のテーマ曲