今年最初の「くるみ割り人形」を鑑賞


今日(1/19)は、私にとって、2008年最初の「くるみ割り人形」(全幕)の鑑賞でした。発表会でしたが、期待以上に楽しい舞台でした。・・・今夜は興奮のあまり眠れないでしょう。


鈴木綜馬さんのドロッセルマイヤーは、クララの名付け親らしいソフトな二枚目ぶりで、でも、第二幕の「終幕のワルツ」の後、紗幕前での少女クララとのシーンでは、ちょっとした演技にも奥行きがあって、バレエダンサーのそれとはひと味ちがうところが見られたし、宮内真理子さんと山本隆之さんのグランパ・ド・ドゥはいかにもプロの踊りだった。

子供クララが夢の中で少女クララになり、くるみ割り人形の少年がそのパートナーとして、クララをお菓子の国へ導くという構成がとてもよく、金平糖の精と王子、クララとくるみ割り人形の少年という、ふた組のペアの対比がよく効いた演出だった。


鑑賞雑感は、稿を改めて。
[追記] こちらに。↓
(バレエスタジオ・プリエ発表会「くるみ割り人形」)→http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20080202/p2

それにしても、「くるみ割り人形」って、いいものです。