ROCK OPERA THE WHO'S TOMMY を観劇

3月13日(火)に、日生劇場で、ロックオペラ THE WHO'S TOMMY を観劇。

前日が初日で、その次に当たる 2ステージ目である。


午後2時開演。20分の休憩を含めて、上演時間は2時間5分。数分押して開演し、4時9分頃の終演。(ロック音楽に慣れていない身には、長過ぎずに、ちょうどいい時間)

公演プログラム、2500円。
サイズが大きく、かさばる。ビニールの手提げ袋付き。


舞台奥の左右高い位置に生バンド。
その手前に、電飾幕があって、左右に開閉する。電飾の映像でシーンの背景をえがいたり、ロゴや写真を映し出したり、アニメーションで舞台上のストーリーをつないだりする。だから、一部、連鎖劇ふうにも思える。


ダブルキャストの子役(トミーの少年時代)は、塩野魁土くんが出ていた。見た目からして、子役としては、ほとんど限界といった感じ。宮治舞ちゃんで見たかった。
子役は、一幕、二幕とも出演シーンがある。


トミーの父親(パク・トンハ)は将校だったが戦争で行方不明となり、幼いトミーを抱えた母親(高岡早紀)には新しい男が出来たが、その最中に、トミーの父親が帰還。ひと悶着あって、父親は男を殺害、両親は元の鞘におさまることにし、現場を目撃していたトミーに「お前は、何も見ていない、何も聞いていない、何も話すな」といい含めて、罪を逃れる。その精神的ショックから三重苦を負ったトミーは、ヘンタイおじさん(右近健一)の餌食にされ、暴力的な従兄弟(ROLLY)にはサンドバックにされるなど虐待を受けて育つが、ある日、ピンボールマシンと出会い、三重苦でありながらピンボールのチャンピオンになったことで名声を得る。

二幕で、三重苦からも解放され、スターとしての絶頂を極めるトミーに人々がすがり求める様子は、「ジーザス・クライスト=スーパースター」のワンシーンのようだ。

主役のトミー(中川晃教)がクレーンに乗り、また、いちど客席へおりる場面もある。

マジックミラーになっている鏡を使った演出が、印象的。
また、(ネオンのような)電気的色調、レーザー光線や、客席へ向けた照明が交錯し、人工的な煽情感がある。


観劇回は、1階席は、15、6列目ぐらいまでは埋まっていたようだが、グランドサークルと2階席は寂しい入りだった。2階席の観客は、70人程度だったか。ふたむかしぐらい前のミュージカル、商業演劇のような客入りで、むかしはこのぐらいしかお客さんがいない公演はめずらしくなかったと、懐かしさもあり。


タイトルの「THE WHO'S」とは何かと思えば、THE WHO とかいうロックバンドが存在して、その曲なのか…(プログラムをめくっていて、はじめて知った。私は、洋楽にはまったく関心がない)。