窓口では先着順に販売、か…



帝国劇場9月公演「放浪記」(1日〜28日)のチケットは、7月1日(土)に発売になるが、帝国劇場では、窓口発売を先着順で行なう。

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東宝による告知、

『放浪記』チケット発売初日の窓口販売方法のご案内



午前9時30分より先着順にて販売、ひとり6枚まで、購入希望者多数の場合は、販売開始時間を早めることもある、とのこと。







まず、心得ることは、(この6月から)帝国劇場が改装されていて、1階席の中央ブロックの座席配置がかわったこと。ミュージカルではないから、オケピットは使わないので、「XA〜XC」列があるはず。



芸術座に較べて2倍以上のキャパシティなので、日にちや席位置にこだわらなければ、チケットが取れないということはないだろう。が、非ミュージカルの商業演劇ではもっとも人気の高い作品で、団体客も多いはずで、定価買いの一般客にどの程度の余裕があるかは読めない。また、森光子さんの座長公演は、大劇場の興行としては公演回数が少ない。



ことに、1800回目と千穐楽は、購入希望が集まることは必至。両日とも平日だが、客層に照らせば、平日か休日かは関係がない。とくに前者は、団体以外にも、関係、スポンサー方面が入る可能性もありそうで、果たして見ることが出来るのか、といまから大いに不安。



窓口販売をするということは、発売初日の東宝の扱い分は、電話予約分とは別に窓口発売用に席を用意してくれるのかな?(最近、帝劇のチケット発売方法が変わって来ているからよく分からないが)



・・・そもそも、歌舞伎を見に行った翌朝、9時半前に起きることすら難しいから、どうなることやら。



  



「放浪記」という舞台は、林芙美子に詳しくないまま見ると(私はいまでも詳しくないが)、林芙美子菊田一夫以外の登場人物が誰れのことなのか分からない。手軽にすぐ読める参考資料は、林芙美子の「文学的自叙伝」で、これは、青空文庫に公開されていて、短いものなので、ネットですぐ読める。