犬の舞台 2



4月12日付読売新聞(朝刊)、文化面の「つれづれ」。



前日付けからはじまった、『犬の舞台』という連載。



その「2」回目は、動物が登場する芝居でも知られる井上ひさしの作品から「イヌの仇討」を取り上げている。



 「キャッツ」に先んじて猫を主人公にしたミュージカル「十一ぴきのネコ」を発表した 井上ひさし

 「イヌの仇討」は、忠臣蔵吉良上野介が主人公だ。



「イヌの仇討」のイヌは、「お犬さま」のそれではなく、討ち入り当日、炭部屋にひそむ吉良上野介をえがき、忠実なしもべ、という犬のイメージを、上野介と鮮やかに重ねながら、(討ち入りをめぐる)大胆な説をスリリングに解き明かしている。





(記事中の一部を引用しながら紹介しました)