「責任 ラバウルの将軍今村均」が復刊に



角田房子氏の著書「責任 ラバウルの将軍今村均」が、2月10日に、ちくま文庫として復刊になる。



2月4日付朝日新聞夕刊に、関連記事として、角田房子氏のインタビュー記事が出ている。『硬派のノンフィクション作家は相次ぐ自作復刊の増補改訂に、晩年の力を注いできた。』と紹介されている。



劇団四季のミュージカル「南十字星」の参考文献に挙げられている、深田祐介「大東亜会議の真実 アジアの解放と独立を目指して」(PHP新書)のインドネシアの章に、今村均スカルノのやりとりが紹介されているが、それは、「責任 ラバウルの将軍今村均」及び「スカルノ自伝」によるところが大きいようで、「南十字星」鑑賞の視野を広げるためにも、ちくま文庫での再刊が楽しみだ。