恋ぶみ屋一葉 (10/27昼)



10月27日(木)は、前日につづいて、新橋演舞場で「恋ぶみ屋一葉」を観劇。



この日は、名古屋で「モーツァルト!」を見るはずだったのに、アマデよりもおたみちゃんを択んだわが身に、どんな災いが降って来るかと思うと、嗚呼おそろしや、おそろしや(笑)。名古屋までの乗車券と特急券を払い戻したら、たちまちお金持ちになり、よし、この金で「プレイバックpart2〜屋上の天使」と「アニークリスマスコンサート」、それに映画のチケットを買おう、と思ったりもしたから、もう一寸先は闇かも知れないな。



・・・冗談はさておいて。



新橋演舞場は、12時開演の昼の部で、千秋楽。



おたみ役は、岩井優季ちゃん。



(藤井あゆみちゃんともども)いうにいえないかわいさだから、そのすばらしさは言葉につくせない。



3回ずつ見た、ふたりのおたみを較べると、藤井あゆみちゃんは芸質が明るく、やわらかい(このあたりは、歌舞伎の禿役だけでは分からないところ)。岩井優季ちゃんには、複雑な背景の役を小細工なしで演じられる資質がありそう(昨年の「ピローマン」の女の子もとてもよかったし)。





千秋楽だったが、カーテンコールは通常どおり。

役にぴたりとはまった主演トリオ(浅丘・高橋・光本)、よく出来た脚本、素敵な子役・・・このテキストを書きつつ、舞台を思い返し、その余韻をかみしめている。



(10月新橋演舞場「恋ぶみ屋一葉」の観劇雑感は、ほかに、2日昼、14日夜、16日昼、18日昼、26日昼の観劇分があります。こちらでまとめて読めます)