エリザベート 9月8日昼(帝国劇場)



9月8日(木)は、帝国劇場で「エリザベート」を観劇。

昼公演で、午後1時開演。



ダブル・トリプルで組まれているキャストは、次の通りだった。

トート: 山口祐一郎/フランツ・ヨーゼフ: 鈴木綜馬/ルドルフ: 浦井健治/少年ルドルフ: 笘篠和馬



笘篠和馬くんは、(昨年、帝劇で見たときよりも)顔立ちがお父さんに似て来たのではないか。とくにあごのラインなど。プログラムの扮装写真は、昨年の公演プログラムに掲載のものと同じ写真だから、今回の舞台で見ると、若干印象がちがうかも。昨年より、うた声は力強い。



祐一郎トートの声よりも、内野トートの声のほうが、エコーとの相性がいい、と思った。

山祐氏には、もっとストレートなうた声で聴かせて欲しい。今年も「えりざべいぃーと♪」、エリザベ「イ」ートと、うたっている。



カーテンコールは、オーケストラの演奏が終わって幕が上がって、その後、もういちどオールキャストが並んだままで。最後に、エリザベートとトートが登場して、ふたり手を振って、了。





系図を見ると、皇太子ルドルフって、じっさいは、結婚して、エリザベートという娘もいたのだね。で、17歳の男爵令嬢と心中した。「モーツァルト!」のヴォルフガングに子どもがいないのと同じように(いつも子ども=アマデがへばりついているヴォルフガングに子どもがいたら、大変だ)、このあたりは史実を上手く省略してドラマを創ってある。





帝劇の2階席最前(A)列に、はじめて座った。前に余裕があって、足もとが楽ちん!S席にしては、舞台はちょっと遠いけれど、下手な1階席よりはずっとよい感じ。91年の今井ジャベールの「レ・ミゼラブル」でだったか、横の少し張り出した席には座ったことがあったけれど、真ん中のブロックだと、また視界が格別だね。

今回のようなチケット入手難でも起きなければ、前売りで2階のS席を買おうなんて、ほとんどないことだから、「エリザベート」さまさまの初体験。



・・・ということで、2回見て、手持ちのチケットはなくなったので、今月の「エリザベート」観劇は、はやこれまで。