あいくるしい 第8話
6月5日放送、「あいくるしい」(TBS)第8話。
「ロミオとジュリエット」のバルコニーさながらに、幌が、不登校の丘の上の未来にアプローチ。すると、なぞなぞが書かれた紙飛行機が飛んで来る。お城のお姫様は、なぞなぞが解けないひとには、顔を見せなくってよ、と、このあたりは、さながら「かぐや姫」なのか。いやいや、カーテン越しの窓の向こうにいる少女、という設定は、椎名誠原作の映画「白い手」を彷彿とさせる。
…丘の上のお家のお姫様、姿を見せないままで、もう、引っぱること引っぱること。(「スケバン刑事3 少女忍法帖伝奇」の謎の美少女 林美穂ちゃんにも比肩しそうなくらいの引っぱり方) 途中、やっと映るか、と思ったら、後藤果萌ちゃんの聖子だったという小細工まで駆使する凝りようだ。
そしてついに、最後の最後で姿を見せた未来。おでこ出しの、おおごじゅじゅか(大後寿々花=すずか)ちゃんは、車椅子に乗っていたのであった。