気持ちは、低迷
気持ちが低迷していて、何もかも虚しく感じられて、どうしようもない。年に、4、5回訪れる、精神状態の波で、いつものことだし、躁鬱とかいうほど酷いわけではないのだけれど、些細なことがきっかけでこういう状態に陥る。
で、とにかく、本でも読もうと思った。ミステリーと劇画。
以下、ここ数日に読んだ本の、ひと言レビュー。
桐野夏生「魂萌え」毎日新聞社
面白い。これからの時代、年とってからの生き方は、いろいろとむずかしそうだ。
東野圭吾「さまよう刃」毎日新聞社
結末が、ダメ。溜飲が下がらないよ。ペンションの女は、許しがたい。
我孫子武丸「弥勒の掌」文藝春秋
面白かったが、後味が悪い。宗教はビジネスだとはっきり書いているところは、功か。
飛鳥部勝則「誰のための綾織」原書房
この著者って、学校の先生だったの? ふーん。
水島新司「ドカベン」スーパースターズ編 7 秋田書店
どえがき(土井垣将)かっこええ。連載のほうでは、もう一球さんと対決しているのかしら。
小池一夫原作/森秀樹作画「新・子連れ狼」1〜4 小学館
東郷重位の同太貫が、拝一刀の鞘にピタリとおさまるところからはじまる「子連れ狼」の続編。大五郎は、どんな攻撃もひょいひょいとかわしちゃう。