「うさこちゃん」か「ミッフィー」か。



ディック・ブルーナ氏が描くところの、(絵本その他で有名な)うさぎの女の子。

名前は、うさこちゃんか、ミッフィーか。



松屋銀座での「ミッフィー展」を主催する朝日新聞が、4月28日付朝刊の文化総合面で、日本での出版物にふたつの呼び名が並存している事情を解説している。

それによると・・・



現在、各国での翻訳出版は、ブルーナ氏の著作権を管理するメルシス社との契約にもとづいており、英語版の「miffy (ミッフィー)」が使われ、いわば世界標準の名称になっている。「ミッフィー」の呼称で出版している講談社も、これに従っている。



しかし、日本では、メルシス社が設立される以前から福音館書店が同氏の絵本を翻訳出版していた経緯があり、「うさこちゃん」の名も定着している。福音館書店では今後も「うさこちゃん」絵本を出版する場合は、その呼称を守る意向だという。



じっさい、ブルーナ氏の子うさぎ絵本は日本で26冊が翻訳されているが、「うさこちゃん」14冊に対して「ミッフィー」12冊で、点数でもいまだ「うさこちゃん」のほうが多いのだそうな。



新聞記事の最後は、

「さて、あなたはどっち?」

で締めくくられているが、私は、ミッフィー派です。

「♪ミッフィーミッフィーミッフィーちゃん みんな大好き・・・」のうたが大好きだし、(かつてミッフィーのイメージそのものだった)長沢彩ちゃんの「声」もセットになって、焼きついていて。 「うさこちゃん」だと、ちょっと野暮ったい気がします。



ところで、長沢彩ちゃんて、声以外の仕事って、していたのでしょうか?