夫婦善哉 2/24夜 (新橋演舞場)



2月24日(木)に、新橋演舞場で「夫婦善哉」を観劇。

 午後4時開演の、夜公演。



今月は、初日、17日夜に次いで3度目の新橋演舞場



千秋楽前日の公演。

当日券の補助席も全て埋まっての満席(補助席は、1階席の客席後ろと、2階席の左右5列目の後ろのスペースに)。立見も、めいっぱい入っていた。

開演前は、余ったチケットなどを求めるひとが数人、玄関脇に。

とにかく、すごい盛況。





いちばんウケたのは、二幕の「蝶柳」の場面の最後で、藤山直美さんの蝶子の「勝手にしやがれ」のセリフにジュリーの柳吉が「あーあ、あーぁ〜…」と倒れるところ。

前からやっていたのだけれど、「あーあ〜」の入りがうたっぽくて、分かりやすく「勝手にしやがれ」になっていた。



(ダブルキャストの子役)久子お嬢ちゃんは、中村愛ちゃん。



第三幕の久子ちゃんは、出番が終わって引っ込むと、裏でお着替えにいそしんでいるのだね。

とくに維康商店の場で、フリフリえりの白いブラウスにハイソックスで出て来たあと、次の半年後の「カフェ・蝶柳」の場にセーラー服で登場する間には、髪形も変えて来るから、けっこういそがしそうだ。

椅子に座るときのしぐさとかが、ちゃんとお嬢さんらしくて、そのあたりのこなしを自然に見せていて、いい感じ。



セーラー服の久子ちゃんが手さげに入れているのは、あれ、何だろう…形からすると、そろばんかなぁ(ちがうかな)?





終演後、劇場を出ると、銀座はポツポツと雨が。地元の最寄り駅に着くと、雪。すっかり雪にぬれての帰り道となった。