キンスマ!のピンクレディーに大興奮!



24日夜に放送された、「中居正広のキンスマ!波瀾万丈スペシャル!!」(TBS)を見て、ピンクレディーLIVEでのヒット曲の数々に、テレビの前で、大興奮。



ピンクレディーのたどった軌跡云々よりも、当時のヒット曲が持っていた力の大きさや時代性を改めて感じ、子ども時代が懐かしくよみがえった。



ピンクレディーがデビューしたのは、私が小学生のときだったが、「ピンク」という言葉の響きや踊りが刺激的で、教育上よろしくないとのことで、学校ではうたってはいけません、などというお達しが出たりした。いまから思えば、噴飯ものだが、そういう時代だった。

女子プロレスのビューティー・ペアも当時大人気で、こちらは、ビューティーなのが幸いしたのか、規制はなくて、クラスの女の子たちは、こぞってビューティー・ペアのあのステップをまねして うたっていたものだ。



中学校に入学すると、他の小学校から来た女の子のふたり組みが、休み時間になるとピンクレディーの曲を完璧な振りつきでうたい踊るのに、びっくり。隣の小学校は、ピンクレディーは禁止ではなかったのである。そのふたり、ピンクレディーの物まねが上手いって、学校中に知られていたらしく、新曲が出ると、すかさず体得して、休み時間に黒板の前で披露していた。



件のふたり組の片方と、席がとなり同士になることがあって、その女の子、とっても面白くて、気持ちのいい子で、一時期学校がかなり楽しくなったことを憶えている。絵が下手くそだった私が、なんでもいいから描いてよー、と頼むと、ちょっと漫画チックな絵を、クロッキーブックにしゃらしゃらと代筆してくれたり、七宝焼きも代わりにつくってくれた。懐かしい。



その後、大規模校解消のための新設中学校が近くに出来、ピンクレディー振りまねコンビは、揃ってそちらへ転校して行った。ピンクレディーも解散し、私は、美術の時間の憂鬱になやまされるのであった・・・。