芸術祭十月大歌舞伎 その2



26日は、歌舞伎座で夜の部から「実盛物語」と「直侍」を観劇。

この日、千秋楽。



思えば、今月の観劇は、雨の日が多かった。



前回は、「井伊大老」を見損なったので、今度こそはと思っていたが、

またしても間に合わず…。



余談だが・・・なんだか、宇都宮線ってさ、最近、真ん中あたりにグリーン車両が出現したね。ちょうど来たのであわてて飛び乗ったら、それがグリーン車。普通車両へ移動しようとしたら、そっちはえらく混んでいて、仕方ないので、車内で1000円払って、グリーン車に乗っちまった。(グリーン車のおかげで、普通車両が混雑するのは、いやだな)





「実盛物語」

鳥屋のなかの音がもれ聞こえて来る1階二等席での見物で、男寅ちゃんの「おれがとった」もバッチリ。

男寅ちゃんの太郎吉は、ちょっと声が嗄れ気味だった。



実盛の仁左衛門丈も、お風邪でも召されたのか、セリフのないところでしわぶきが多かったが、そういう役のようにして見せていたのが歌舞伎らしかった。



手孕み村の件りのあと、瀬尾十郎(左團次丈)が「腹にかいな(腕)のあるからは・・・胸に思案がなくちゃかなわぬ」とかいい捨てるところが、面白し。





ロビーにあった新春浅草歌舞伎のチラシを取ると、「チケットWeb松竹」の案内が載っていて、来年1月公演の前売り分からサービス開始とのこと。

ユーザー登録は、11月22日午前10時より。

チケット代金の支払いは、クレジットカードのみ。

劇場に設置の「自動発券機」での引き取り(or 郵送)になる模様。