役者ほど素敵な商売はない/週刊文春2020年2月13日号

市村正親「役者ほど素敵な商売はない」(新潮社、1650円税込)

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表紙やカバー、扉の写真は、日生劇場での撮影。

この手の本でいちばん気になる、じっさいに書いたのは誰なのか、ですが、「構成 田中里津子」とあります。この方は、俳優のインタビューを多く手がけているひとのようですね。(検索すると、ウェブでもいろいろインタビュー記事が出て来ます)


2月6日発売だった「週刊文春」2020年2月13日号の、『阿川佐和子のこの人に会いたい』のゲストが市村正親

その対談のなかで、市村さんは、この本について、以下のように語っています。

『基本は聞き書きなんですけど、上がってきた文章を何度も僕自身が直しました。「真意が伝わらず、誤解されそうだな」と思ったところは、すべて自分の言葉に書き換えて。』


本のなかで、何度か、浅利慶太氏について語っていて、そこがいちばんの読みどころかな。