神の子どもたちはみな踊る(よみうり大手町ホール)

神の子どもたちはみな踊る after the quake

原作:村上春樹
脚本:フランク・ギャラティ
演出:倉持裕


horipro-stage.jp


8月7日(水)の昼公演を見た。午後2時開演。上演時間は、1時間40分(途中休憩なし)。

公演プログラムは、1600円。

舞台写真(4枚セット)は、見本を見たら、子役は写っていなかったので、買わなかった。


沙羅ちゃんは、パジャマのシーン(パジャマの柄は、さくらんぼ🍒)しかないのかと思っていたら、動物園シーンもあった。白ハイソックスだった。


箱型の四角形が積み木のように積み上がった壁(?)が、三方を囲むセット。その壁の高い位置の箱のなかに、沙羅ちゃんが閉じ込められたり、別の箱中に主役が登場したり、あるいは劇中で使う小道具が収納されていたり、また、一部が可動したりドアになっていてかえるくんが出入りしたりする。

演出(倉持裕)、舞台美術(中根聡子)が同じだからか、セットを見たとき、ペンギンプルペイルパイルズの「靴」を思い出した。「靴」は三方を靴箱が取り囲んでいたが、「神の子どもたちはみな踊る」は箱に取り囲まれている。セットの高さを活用している今回とは逆に、「靴」では床下を使う演出があった。

箱状の四角形は、ステージ床に台として置かれていたり、ベッドとして存在するなどして、キャストが上に乗るシーンが多く、ステージが低いホールにしては、さほど見づらさを感じずに済んだ。



出演

淳平:古川雄輝
小夜子:松井玲奈
片桐、高槻:川口覚
沙羅:横溝菜帆
かえるくん、語り手:木場勝己


カーテンコールでの並びは、下手から、川口、木場、古川、松井、横溝。


ロビーでは、リピーターチケットを売っていたが、舞台写真1点付きで、値段は定価のまま。

余談だけれど。公演も間近になってから、主演が結婚を発表するって、どうなの? たとえば、5回見ようと思ってたファンが、3回でやめちゃったりしそうな気がするのだけど・・・やる側としては、むしろ話題になって宣伝効果があるという判断なの?