暗くなるまで待って(サンシャイン劇場)

「暗くなるまで待って」

作:フレデリック・ノット
訳:平田綾子
演出:深作健太


サンシャイン劇場で、2月2日(土)の舞台を2ステージ続けて観劇。

12:30開演と、16:30開演。

上演時間は、休憩なしで2時間5分と告知されていたが、告知よりは若干長かった。

1階客席は、3列が最前列になっていた。ただし、その前の列も、お客さんは入れていなかったが、座席はあって、そのためか、係のひとが口頭で、最前列は3列ですとの案内をしていた。


公演プログラムは、1500円。黒澤美澪奈ちゃんは見開きで、メインキャストの5人よりはページが少ないが、警官役のふたりよりは大きい扱いになっている。

その、黒澤美澪奈ちゃんのグローリアだけど、2007年に見た舞台(今回公演とは別のひとが翻訳、演出)よりも人物設定が複雑になっていて、そのときの舞台にはなかったシーンがあったりと、役のしどころが増していた。

黒岩伶奈ちゃんが演ったときのグローリアとは全然ちがう扮装(眼鏡をかけているのだけは同じ)にも、びっくり。金髪ショートのかつらで、一見、男の子みたいな、いかにも一筋縄ではいかない感じ。つめを塗ってもいた。

黒澤美澪奈ちゃんは高校生だし、そのままで12歳の役を演るのはさすがに厳しいので、扮装からも役を創ったのかな。じっさい、ちゃんと役の年齢に合致して見える。

グローリアは、カーテンコールでは眼鏡を外して出て来た。


セットに見憶えがある・・・と思ったら、2007年公演のセットをもとにしたと、プログラムに書いてあった。下手側の前方席からだと、窓や冷蔵庫のなかが見えておもしろいね。



配役は、下記のとおり。

今回、ダブル主演という扱いなのには、興行的な理由があるのだろうけど、だとしても、本来主役であるはずのスージー役のクレジットよりもロート役の名前を上にしているのは、やっぱり不自然。


ロート:加藤和樹
スージー凰稀かなめ

マイク:高橋光臣
クローカー:猪塚健太
サム:松田悟志

グローリア:黒澤美澪奈
警官:九内健太
警官:橋谷拓玖