劇団ハーベスト第14回公演「DOLL」(下北沢 小劇場B1)


劇団ハーベスト第14回公演「DOLL」

脚本:如月小春
演出:中村公平 劇団ハーベスト


8月3日(金)の、午後2時開演のステージを見た。

上演時間は、約1時間55分。

件の回は、終演後にアフタートークがあって、終わったのが、4時11分ぐらいだったか。


場内には、収録のカメラが入っていた。昼・夜とも収録だったのかな。

最初、1列目に座っていたのだけれど、そのカメラが気になって、私が映り込んだりしたら、DVDを買うひとのお目汚しになるかと思い、開演前に、ひとつ後ろの列に移動したのだったが、どうだろう? 映ってないといいけれど。


配役は、「x」の回で、下記のようだった。( )内※は、スタッフとしてもクレジットされているメンバー。

星野恵子:加藤梨里香
岡本麻里篠崎新菜
吉川京子:宮武佳央
高田みどり:葛岡有
佐藤いづみ:望月瑠菜

右眼:弓木菜生
右耳:広瀬咲楽(※音楽)
左眼、父、校長:高橋紗良(※小道具)
左耳、母、兄:川畑光瑠
上村孝行、教師:山本萌花(※演出助手)


つまり、ステージナタリーの記事に出ていた舞台写真と同じ配役の回だったことになる。
https://natalie.mu/stage/news/293744


メインの生徒役の5人は、いずれも役にぴったりと思うくらいにハマっていたり、本人のイメージと重なって見えたり、また上手く演じていて、とても惹き込まれた。

ワンステージしか観劇予定を組まなかったことが悔やまれた。

他の5人のキャストも、役名の役だけでなく、生徒役(制服)で登場したりもしていた。

セリフに、いまふうな言葉や時事ネタの言葉を織り込むなど、戯曲が書かれた当時の出来事としてではなく、今日的なドラマとして演じていたようだ。


特に挙げるなら、篠崎新菜さんの優等生役はそれらしさのさじ加減や存在感が絶妙だと思ったのと、みどり役がかわいい葛岡有さんは泣きの演技も見どころだった。

葛岡有さんといえば、アフタートークで紹介されたコスプレ発言がおもしろかった。(自分は現役の高校生だけど、他のメンバーはもう高校は卒業しちゃってるから、制服姿はコスプレですよね、みたいなこと)


ふたが開いて持ち道具の出し入れが出来て動かせる四角い「椅子」が使われていた。

劇団ハーベストは、以前にも、かたちはちがうけど、ふたが開く椅子を使っていたことがあったね。


スタッフクレジットの最後に、「Special Thanks」として列記された名前のなかに、『大河内美玖、三宅萌、日辻南海』とあって、どんなかたちで関わったり協力したのかが気になる。


近年は、劇団ハーベストの公演に行っても、グッズを買うことはあまりなかったのだけれど、今回は、セントマリアンヌ女子学院の生徒手帳というのを買った。1000円。

ポストカードサイズのメンバーの写真(裏表印刷)12枚に加えて、「吉川京子:たかさら」の生徒証が入っていたけど、この生徒証はランダム封入なの?
(ランダム封入とかいうと、さくら学院の生徒証みたいだな。あるいは、「モーツァルト!」のチャームとか・・・)


全くの余談だけれど、むかし、劇団ひまわりに吉川京子(けいこ)ちゃんていう子役の子がいたよね。東宝のミュージカル「レ・ミゼラブル」や「オリバー!」に出演した。


で、劇団ハーベストは、この「DOLL」公演の終了と同時にふたりやめて、8人になったって。

私は、熱心な観客という訳でもないから、どうこうもいえないが、主宰&座長体制になったばかりだったのに、その主宰が退めちゃったんだ・・・。少し前には留学したりもしていたけど。