戸田市民ミュージカル「The River(ザ・リバー) 二本の櫂2016」憶え書き

12月4日(日)は、戸田市文化会館で、

戸田市市制施行50周年記念事業

戸田市文化会館文化推進プロジェクト

市民ミュージカル「The River(ザ・リバー) 二本の櫂2016」

(作・演出:犬石隆、音楽監督・作曲・編曲・指揮・キーボード演奏:玉麻尚一、振付:佐々木有子、主題曲:小椋佳)

を観劇。

1回目(青組)が、13時00分開演。2回目(白組)が、16時30分開演の2回公演。


戸田市市制50周年に、戸田市民ミュージカルの10周年を重ねての記念公演。戸田市民ミュージカルの上演は、2006年からなので、今年が回数としては11回目になり、「ザ・リバー 二本の櫂」は4演目となる。

私が戸田市民ミュージカルを見たのは、2007年の「ザ・リバー 二本の櫂」再演からだったので、今回でちょうど10年。毎年2回公演なので、今年の2ステージでトータル20ステージ見たことになる。


「全編生演奏」をうたった今回、6人編成の楽団(ザ・リバー オーケストラ)は、客席の前方スペースでの演奏。1階席の通路より前の下手側の4列(1階1〜4列の、18番までの座席)を撤去して、そこに陣取っていた。
舞台上ではなく、客席側での演奏とあって、楽器の音がとても近くて、迫力があった。

上演時間が、1時間40分とアナウンスされ、過去の上演よりも10分長い、と思ったら、フィナーレに戸田市民ミュージカル10周年記念の「スペシャル・メドレー!」というのがあって、これまでの上演作からメインナンバーがうたわれた(4曲でしたっけ)。

1階客席の、9列以降のいちばん両サイドのブロックに例年以上に着席不可の座席が多くて、何だろう?と思ったら、そこは、OB、OG(フィナーレに参加する過去公演の出演者)の控え座席にもなっていた模様。


今回の出演者は、小学3年生以上の47名。

このうち1名は「客演」で、客演は、このひと。↓
篠田 裕介(Yusuke Shinoda) - dunaway's story


フィナーレに登場の過去公演キャストは、戸田市文化会館のホームページによると、23名(プログラムでは24名になっていた)。


「ザ・リバー 二本の櫂」は、2011年以来の上演になるので、5年ぶり。

待ちに待ったといえるかも。
さあ、これから「キャッチ、ロー」がはじまる、というときのわくわく感といったらなかったが、もちろんその期待を裏切らないすばらしさ。

人柱になる運命をうけいれるけなげなおみつと、姉思いの妹・お染のシーンから、一転して、明るく躍動するチアの群舞へと移る展開は、いにしえ(過去)と1964年(いま)との対照的なトーンが効果抜群。

やっぱり、戸田市民ミュージカルは、これがいちばんの傑作だと、改めて思った。

「水よ」は、とにかく名曲だし、「キャッチ、ロー」はもちろん、「ビッグリバーズ1964」のダンスも、何度でも見たくなる。


「水よ」は、おみつとお染とが交互にソロのフレーズをうたうところが、とてもよかった。
お染ちゃんは、以前よりも、しどころが増えたのかな。

1回目(青組)のお染ちゃんが、かわいかったな。子供役で出演したときも、しかりだった。

1回目(青組)のおみつちゃんは、左利き。


川上家の3きょうだいは、以前よりも年齢設定が上になっていたのに、両親(宗男、幸子)のキャスティングは若くなった。

今回は、劇中のセリフによれば、町子が高校3年生、加代が高校2年生、川上波恵が高校1年生。

以前の「ザ・リバー 二本の櫂」では、役付きで出演するときも、別の回に子供役で出演するときも、同じ服(衣裳)でやっていたが、今回は、川上波恵ちゃんのワンピースや、川上真弓ちゃんの赤いスカートは、役の衣裳として決まっていたみたい。


スペシャル・メドレー!のフィナーレ出演者のなかには、石原依蕗ちゃんもいて、ちょっと得した気分。(メドレーでは、「コバルトブルーの少女」もうたわれた)

石原依蕗ちゃんは、タイトルロールも務めて、戸田市民ミュージカルを代表するキャストのひとりだけれど、「ザ・リバー 二本の櫂」には出ていないのだよね。


終演は、1回目が14時43分、2回目が、18時14分ぐらいだった。

ーーーーーー

ミュージカル(ザ・リバー)関連のエントリーは、

https://kamuro.hateblo.jp/search?q=%E6%88%B8%E7%94%B0%E5%B8%82%E6%B0%91

https://kamuro.hateblo.jp/search?q=%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%BC