きちんと立ってまっすぐ歩きたいと思っている(MUSICASA ムジカーザ)


8月17日(水)は、MUSICASA(ムジカーザ)という会場で、

黒田育世新作公演「きちんと立ってまっすぐ歩きたいと思っている」

(振付・出演:黒田育世、原曲:松本じろ、ピアノ演奏・音楽:鈴木優人、出演:関なみこ)

というダンス公演を見て来た。

過去ログのこれです。→http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20160812/p1

このダンス公演については、知ったのが数日前のことだったが、2日目(17日)のチケットはまだ若干残っていて、無事に買うことが出来た。なお、当日にはすでに前売り分は完売で、当日券が少し出た模様。

会場のMUSICASAは、代々木上原駅から徒歩数分の、坂の途中の住宅地にあって、アトリエというのがぴったりな建物。

14時開演の回で、上演時間は、75分と案内されていた。終演は、15時21分ぐらいだった。

主演者のダンスパートナーとして今回出演した10歳の少女・関なみこさんは、プロフィールによると、小学5年生。新体操をやっているが、とくにダンス修行をしているのではないようだ。主演者の友人の娘さんとのことなので、スタッフクレジットに名前のある関姓のひとは、関なみこさんの家族なのでしょう。
子どもなりにダンサーらしい佇まいや雰囲気をまとっていて、なかなか見ごたえがあった。

ピアニストを配しているにしては、ピアノの生演奏で踊る時間が短かったのは、意外。

このダンスのなかの、たとえば波とか地鳴り(?)とかは、震災を表現していたと理解していいのかな・・・。あまり解釈し過ぎるのもよくないのかも知れないけど。

それはそうと、関なみこさんが出していた、あの「声」は、どうやって出すのだろう。声を超越して、身体から音が発せられるかのような、すごさだった。
すごいといえば、地毛での「毛振り」もすごかった。