女優魂 森光子『放浪記』二〇一七回の記録/全身女優 私たちの森光子


5月9日は、故・森光子さんの誕生日(生きていらしたら、95歳)ですが、この日に、2冊の本が刊行されます。


篠山紀信 撮影「女優魂 森光子『放浪記』二〇一七回の記録」(扶桑社、4500円+税)

http://www.fusosha.co.jp/books/detail/9784594066017

「放浪記」2000回目の舞台を篠山紀信が撮影した写真集。

さらに、森光子年譜と、下記の関係者、共演者、批評家による文章も収める。

寄稿: 矢野誠一(評論家)、河地四郎(演劇評論家)、石井ふく子(テレビプロデューサー、舞台演出家)、水落潔(演劇評論家)、藤田洋(演劇評論家)、山本健一(演劇評論家)、内田洋一(演劇ジャーナリスト)、北村文典(東宝株式会社 演出家)、栗山民也(演出家)、井上ひさし(作家)、山口宏子(朝日新聞記者)、段田安則(俳優)、十八代目中村勘三郎(歌舞伎俳優)


小松成美「全身女優 私たちの森光子」(角川マガジンズ、3500円+税)

http://www.kadokawa.co.jp/product/301411001266/

『日本を代表する女優・森光子さん。本書は、作家・小松成美氏が森さんがご存命中に親しくされていた各界の著名人をインタビュー。その想い出を語って頂くことにより、“女優”として生きた森さんの生涯を綴った一冊。』

これは、定期購読誌「毎日が発見」に連載していた、小松成美「森光子伝 女優放浪記」を本にしたものでしょうか。
http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20121219/p3


2冊とも、とても楽しみ。

本のページを繰りながら、「放浪記」2000回目のステージの舞台中継を改めて見る、というのがよいかも!

[補記]
「全身女優 私たちの森光子」は買ったが、「女優魂 森光子『放浪記』二〇一七回の記録」は、書店で見たら、版が大きくて重たいし、舞台写真も思ったほど点数がないので、買うのを控えた。「放浪記」の舞台写真なら、2000回より前のものだが、同じ写真家による「女優 森光子 大正・昭和・平成―八十八年激動の軌跡―」があるから、それでいいかな、と。