ラブ・ネバー・ダイ 4/20夜


4月20日(日)は、日生劇場で、「ラブ・ネバー・ダイ」を観劇。

夜の部で、追加公演。午後5時30分開演。

主なキャストは、

ファントム: 市村正親
クリスティーヌ・ダーエ: 濱田めぐみ
ラウル・シャニュイ子爵: 橘慶太
メグ・ジリー: 笹本玲奈
マダム・ジリー: 鳳蘭
グスタフ: 加藤清史郎


座席は、1階席11列目の下手ブロックだった。

加藤清史郎くんのグスタフは、表情が、どこか大人のことを察しているように見えるときがあったり、リアクションの細かさや、他のグスタフとはちがう演技をしているなど、同役のふたりと較べると、役年齢が少し高く感じる。3人のなかでは、いちばん子爵さまっぽいかな。
声はよく出ていて、うたも上手い。ときどきハスキーになるのが、かえっていい味わい。

最後の橋の上のシーンで、メグ・ジリーが銃を出したあと、他のグスタフは、クリスティーヌの手をとって、クリスティーヌのことを見ていたけど、加藤くんのグスタフは、メグのほうを注視していた。


余談だけれど、加藤清史郎くんは、ここ1年くらいの間にイメージが変わった。かわいい男の子だったのが、イケメン青年俳優への準備中、みたいな風貌になった。多分、意図的に、ですよね。


カーテンコールでは、マダム・ジリーとして最後の出演回だった鳳蘭さんからあいさつがあった。


これで、グスタフを3人見ることが出来たが、ファントムのマスクをとって右手でその貌に触れるラストシーンは、それぞれのグスタフのやり方が微妙にちがっていて、興味深かった。
たとえば、山田くんは子どもらしくストレートに演っている感じなのに、松井くんは明かりが消えるまでの時間をギリギリまで使うような運び方をしていたり。