「アマデウス」のエピソード
先日読んだ、「松本幸四郎 私の履歴書」(日本経済新聞出版社)
→http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20130831/p5
のなかに、幸四郎のサリエリで再演を重ねているピーター・シェーファーの「アマデウス」を初演したときのエピソードとして、以下のようなことが書かれている。
江守徹はこの戯曲のサリエリを演じたくて、自身で翻訳もしていたところ、松竹が先んじて上演権を獲得し、松本幸四郎主演での上演となったが、作品を熟知している江守徹にモーツァルト役での出演を依頼したのだという。
(ということは、もし、ひとつちがっていたら、「アマデウス」が江守徹によって文学座のレパートリーになっていたかも知れないのだね)