名取事務所公演「ピローマン」キャスト


3月20日(水・祝)〜24日(日)まで、下北沢の「劇」小劇場で上演中の、

名取事務所 現代英米演劇連続上演シリーズ第1作 Open the Gateway for...

ピローマン」(作:マーティン・マクドナー、翻訳・演出:小川絵梨子)


21日(木)に、午後1時30分開演のステージを見た。

途中、10分の休憩があって、この日の終演は、午後4時50分になるかならないかぐらい。


配役は、以下のとおり。

カトゥリアン: 寺十吾(tsumazuki no ishi/ザズウ)
トゥポルスキ: 斉藤直樹(ランズファースト)
アリエル: 田中茂弘(劇団俳優座)
ミハエル: 渡辺聡(劇団俳優座)
母: 保科由里子(フリー)
父: 松崎賢吾(劇団俳優座)
女の子: 伊藤瑞姫


チラシには載っていなかった子供役は、緑の女の子の役でだけ登場したが、大人子役だった。(そもそも、子役を起用するには、夜公演の開演が遅過ぎたし)

その伊藤瑞姫さんは、この(http://ameblo.jp/porpjump/)ひとですね。そのブログを拾い読みしたところ、当初からキャスティングされていたのではなく、後から参加ということだったらしい。

かつて、PARCO劇場で上演されたときに、子役のしどころだった「小さなキリスト」の少女を、今回の舞台では、人形(というか胴体だけのマネキンに服を着せたみたいなもの)で演っていた。


客席が、ステージをサンドイッチするように配置されているので、開演前は、わくわくしたのだけれど、臨場感はあるものの、席位置、あるいはシーンによっては見づらいのではないか。たとえば、私の席からは、肝心の、緑まみれになった女の子がほとんど見えなかった。

カトゥリアンは、セリフを噛み過ぎで、それがむしろ迫真に思える場面もあったが、プラスマイナスでは、やっぱりマイナスでしょう…